リムラインさまが commuboを活用した広域災害の電話受付サービスを提供開始

保険・共済事業のサポートをおこなうリムラインさまが commuboを活用した広域災害の電話受付サービスを提供開始

株式会社ソフトフロントホールディングス(東京都千代田区、代表取締役社長:野田亨)の子会社である株式会社ソフトフロントジャパン(東京都千代田区、代表取締役社長:髙須英司)は、株式会社リムラインさま(東京都品川区、代表取締役社長:下村正人)が自然会話AIプラットフォーム「commubo(コミュボ)」を利用したサービス提供を11月から開始することをお知らせいたします。

リムラインさまは日本初の事故サービスサポート企業として、保険・共済業務のアウトソーシングを提供。初期対応業務、保険金支払査定業務、契約管理業務(BPO)などの業務をサポートしています。

地震や台風などによる広域災害が発生すると、保険・共済事業者にはお客様からの問合せが増大します。通常の体制で受けようとするとオペレータが足りず、電話が繋がらなくなり、クレーム発生、お客様満足の低下、オペレータの疲弊による従業員満足の低下、業務効率の低下等の様々問題が発生します。

リムラインさまはこれらの課題解決のために、クラウド型のコールセンター向け⾃然会話AIパッケージ「commubo(コミュボ) for コールセンター」を活用し、「広域災害AIコールセンターシステム」の提供を開始いたします。同システムには、電話業務を自動化するクラウドテレフォニーサービスプラットフォーム「telmee(テルミー)」の活用も含まれます。

リムラインさまは有人よりもAIオペレータの方が応対時間が短くなるという効率性、トークシナリオを即時切替できる運営の利便性に注目しています。1件あたりの応対時間が短くなるので、より多くの電話への対応が可能になり、平常時と災害発生時でシナリオを切り替えることで無駄のない効率的な運用が可能になります。
また、災害発生時はあふれ呼(ピーク時に電話がつながらない、話中になる)への対応として必要事項の聞き取りと情報提供に加え、災害対策本部と連携することで、お客様への有人によるフォローコールが可能になります。こうした仕組みにより、お客様へ安心の提供、満足度の向上、業務効率の向上を実現します。災害発生時の対応を前提としながら、平常時は契約内容の確認等の通常の問合せに応じるなど、平常時の有効活用も提供いたします。

株式会社ソフトフロントジャパンは運⽤中のシステム全般のサポートを⾏いながら、AIロボットによる対応業務の拡大と効率化を推進していきます。

リムライン 取締役 石田浩さまからのコメント
「広域災害の際に急増するお電話を受けきれなくなるのが以前からの損保業界の課題でした。AIオペレータならば急増した電話を柔軟に応対することができるので、災害時にオペレータが不足することもなく、お客様にもご安心いただけると信じています。通常時は一般の問合せ対応を行なうことも可能となるので、効率的かつ効果的な通年運用をご提供したいと考えています。」

株式会社リムラインさまについて】
リムラインさまは設立当初から自動車事故「初期対応」業務のパイオニアとして、クオリティの高い保険・共済業務のアウトソーシングを提供してします。アウトソーシングとして、事故受付、初期対応、支払審査、契約管理業務(BPO)、お客様訪問サービス、電話応対研修(事故対応実務者向け)等を実施。保険業務のほか、リスクマネジメントサービス、CS(顧客満足)向上サービスなどを企画提案しています。
https://rimline.com/