発信予約の管理概要

commubo への発信予約を、API により管理できます。

commubo は一定間隔ごとに発信予約リストをチェックし、登録されている発信予約に対して、設定されている最大同時発信数で発信処理を行います。 API で発信予約リストに登録することで、commubo に対して自動発信を要求できます。
発信予約は、すでに登録されている顧客に対してのみ登録できます。

自動発信の流れ

(1) お客様アプリケーションによる発信予約の登録
発信予約の登録APIで、指定した顧客に対しての発信を予約します。

(2) commubo による発信予約リストのチェックと発信
commubo が、一定間隔ごとに 発信予約リストをチェックし、 tryAfterDateTime が現在時刻以前の発信予約に対して、自動的に発信処理を行います。 複数の発信予約が登録されているときには、設定されいてる最大同時通話数分、それぞれ並行して同時に発信処理を行います。
このとき、お客様アプリケーションから 発信予約リストの取得APIを呼び出した場合、 現在発信処理中の発信予約についても発信予約リストに含まれて返されます。

(3-1) 通話相手先が発信に対して応答
発信先の通話相手先が応答し通話が確立すると、commubo は自動的に発信予約をリストから削除します。
これ以降に、お客様アプリケーションから 発信予約リストの取得APIを呼び出しても、 その発信予約は発信予約リストに含まれません。 改めてその顧客への発信が必要な場合には、発信予約の登録API で発信予約を再登録する必要があります。

(3-2) 通話相手先の不在などにより、発信が失敗
発信先の通話相手先が不在 (無応答) や話中 (ビジー) などにより通話が成立しなかった場合、 commubo は発信予約の retryCount をインクリメントし、 tryAfterDateTime に再発信時間 (発信の失敗理由に応じた設定値) を加算して発信予約を更新します。
この状態で お客様アプリケーションから 発信予約リストの取得APIを呼び出した場合、 更新された発信予約についても発信予約リストに含まれて返されます。
もし retryCount が 発信再試行回数の設定値以上となった場合には、commubo は自動的に発信予約をリストから削除します。 この場合には、お客様アプリケーションから 発信予約リストの取得APIを呼び出しても、 その発信予約は発信予約リストに含まれません。