オンプレ型PBX大手のNEC UNIVERGE AspireシリーズおよびSV9000シリーズと 
AIボイスボット「commubo」が連携 

ボイスボットでは初のオンプレ型PBXとの内線接続、短期間・低コストでの導入を推進 

 株式会社ソフトフロントホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:二通 宏久)の子会社である株式会社ソフトフロントジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙須 英司、以下 ソフトフロントジャパン)は、NECプラットフォームズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:河村 厚男)と技術連携し、AIボイスボット「commubo(コミュボ)」と、オンプレ型PBX大手であるUNIVERGE AspireシリーズおよびSV9000シリーズとの内線接続を実現しました。

 

 ボイスボットとオンプレ型PBXの内線接続は業界初*であり、今回の実現でより多くの企業様が短期間・低コストでボイスボットを導入することが可能となります。
*当社調べ、過去プレスリリースより「オンプレ」「PBX」「ボイスボット」キーワードによるリリースがないことを確認。



 大規模コールセンターや自社でのデータ管理を重視する金融・医療業界などのデータ保全意識の高いコンタクトセンターはセキュリティの観点でオンプレ型のPBXを選択していることも多いため、クラウド型PBXへの移行が難しいケースも少なくありません。

 ソフトフロントジャパンは、クラウドPBXへの乗り換えによる時間やコストなどの導入企業の負担がボイスボット導入の障壁になっている事実に着目し、外線転送に伴うコストアップ・運用変更を抑えて導入できるよう、この外部転送を必要としないCTI/PBXなどの電話システムとの直接接続での提供を可能にしました。

 UNIVERGE AspireシリーズおよびSV9000シリーズをご利用のお客様はすばやくcommuboと連携することが可能です。さらに、事前に両サービスの相互接続が確認されているため、構築期間の短縮化も実現しました。既存のシステムや仕組みを組み替えることなく、今行われている業務にフィットさせてボイスボットを運用できます。 

 

 また、commuboのシステム一式をオンプレ環境に構築することも可能なので、電話からボイスボット対応までセキュアな状態を維持した運用が可能です。今回の連携で、金融業界や医療機関など、特に取り扱うデータの安心・安全を重要視する業界においても、自動電話応対の導入を後押しできるようになりました。 

※commuboの高度なセキュリティ対策について、詳しくは下記をご覧ください。 

https://commubo.com/about_commubo#feature07  

 

 オンプレ型PBXは技術的に内線接続のハードルが高く、従来は外線転送によるボイスボット連携が主流でした。 

 ソフトフロントは、ソフト/ハードウェアへの通話機能追加などで利用されるSDK(ソフトウェア開発キット)の開発など、電話通信の確かな技術力を持っており、UNIVERGEのアプリケーションパートナーとしても登録されています。この技術力とクラウド型PBXCTIとの豊富な連携実績を活かし、今回のUNIVERGE AspireシリーズおよびSV9000シリーズとのボイスボット内線接続実現に成功しました。 



■“内線接続によるシームレスな連携で低コスト・番号引き継ぎ・CX改善を実現

 直接接続が実現できたことで、外線転送時と比較し、事業者に下記のようなメリットをもたらします。 

 

・外線転送時の費用削減:決して少なくない費用として発生していたランニングコストを抑える 
・発信元番号の自動取得:発信元番号が参照できることで聴取なしで顧客情報登録を自動化 

 


上記メリットは、電話をかけたお客様にとってもストレスの少ない自動応対となり、CX改善を実現できます。 

 今回のUNIVERGEシリーズとの連携により、ソフトフロントジャパンが掲げる「CTI/CRM連携ソリューション」を通じてご支援できる企業様は、さらに拡大する見込みです。またこれに留まらず、今後も IP-PBX ご利用の事業者様のボイスボット活用を支援して参ります。 

 ほか連携済みCTI/PBXは下記よりご覧いただけます。 

  https://commubo.com/ctipbx-connection



■自然会話 AI ボイスボット「commubo(コミュボ)」について 

 「commubo」は「継続的で」「複雑な」音声の会話に対応する自然会話 AI ボイスボットです。 
 自然な会話の高速 AI、Web からの簡単操作、システム連携など、自動化や効率化のための機能性だけでなく、導入企業ごとに異なる業務体制や業務フローに最適にフィットする柔軟性を兼ね備えています。
 これまでコンタクトセンター業務を中心に、あふれ呼対策や注文受付、予約受付、督促業務など、受電業務・架電業務を問わず、様々な業界において電話業務の効率化や生産性向上を支援しています。

■NEC UNIVERGE Aspire シリーズおよび SV9000 シリーズについて 

 UNIVERGE Aspire シリーズは、ビジネスフォンの定番ブランドで全世界にシリーズ累計 52 万システムの出荷実績があり、高品質で拡張性が高く、迷惑電話やセキュリティ対策など安全安心の機能を具備した音声機能を搭載したキーテレフォンシステムです。 
 UNIVERGE SV9000 シリーズは、大規模なオフィスやコンタクトセンター向けに多彩な業務システムやサービスと連携して新たな付加価値を提供できる“つながりやすさ=コネクティビティ”を徹底追求したオンプレ型 PBX です。

https://www.necplatforms.co.jp/product/keytel.html

 

■株式会社ソフトフロントジャパン

ソフトフロントジャパンは、ソフトフロントホールディングスの子会社として 2016 年 8 月の発足以来、表現力豊かにつながる・伝わるコミュニケーションプラットフォームとして、通話・ビデオチャット・メッセージによるリアルタイム・コミュニケーションを中心とした各種製品やサービスを提供しています。最近は永年培ってきた音声伝送技術を元に、AI や自動化技術も取り入れ、電話業務を自動化するクラウドテレフォニーサービスプラットフォーム「telmee」や、自然会話 AI ボイスボット「commubo」を展開し、様々な事業領域で新しいコミュニケーションビジネスを創出しています。 

https://softfront-japan.co.jp/ 

■お問い合わせ先 

【「commubo」に関するお問合せ先】 
株式会社ソフトフロントジャパン
電話 :03-6550-9930 
E-mail:sales@softfront-japan.co.jp 

【リリースに関するお問合せ先】 
株式会社ソフトフロントホールディングス 
担当 :広報窓口
電話 :03-6550-9270 
E-mail:press@softfront.co.jp 

*UNIVERGE、NEC、NEC ロゴは、日本電気株式会社の登録商標です。 
*ASPIRE は、NEC プラットフォームズ株式会社の登録商標です。 
*本書面に記載されている会社名、製品およびサービス名は、各社の登録商標または商標で