導入事例

テクニカルサポート

24時間365日対応の監視カメラテクニカルサポートにcommuboを導入いただきました。
BPO企業によって運用された同業務は、コンタクトセンターBPOのノウハウを活かし、驚異的なスピードで成果をあげており、その要因について話を聞きました。

BIZTEL連携とシナリオ改善PDCAを実施し、半年で問合せの半分を自動化。3倍のスピードで目標KPIを達成

沖縄コンタクトセンター センター長 兼 R&D担当 鈴木 顕二郎 様

大阪コンタクトセンター SV 北川 隆之 様

(2024年9月時点)

導入企業名
株式会社Zation 様(BPOとして業務を委託)
エンドクライアント業種
製造業
導入業務
24時間365日対応の監視カメラテクニカルサポート
導入目的
有人対応効率化、顧客満足向上
Before

業務課題

・1日20~30件のお電話を1席で担当
・1件あたりの所要時間が平均20分程度のため、電話応対中に次のお電話が来てしまい、オペレータが終日折り返し対応に追われてしまう
・1席を複数メンバーでローテーションしているため、スキルにムラがあり、応対時間にも変動が出てしまう
・折り返し待ちの顧客が増え、顧客満足度にも影響を懸念
Solution

解決策

commuboが問合せの内容に応じて、下記の分岐と対応を実施。
①シンプルな問合せはそのままcommuboが回答
②操作方法に関する内容はcommuboからマニュアルをSMS送信
③上記に当てはまらない問合せは有人が対応


上記シナリオの最適化にあたり、下記2点が非常に効果を発揮した。

【1】BIZTEL連携:内線接続によるスムーズな情報連携と、年間20万円超の外線転送コスト削減見込み

以前よりBIZTELを活用していた同社。
連携以前はボイスボットやオペレータに外線経由で電話を転送していたため、転送コストを負担する必要があった。
(BIZTEL経由で入電→commuboへ転送→有人オペレータへエスカレーション時に再度BIZTELへ転送)
さらに、外線転送を挟む構成上、ユーザーの発信元番号がcommubo・BIZTEL双方に残らず、そのためSMS送信時には別途番号を取得する手間が発生していた。

BIZTEL連携実現後は、内線接続により発信元番号が引き継がれ、通話履歴にお客様の番号が記録される。
そのため、SMS送信が簡易にできる上、さらに外線転送でかかるはずだったランニングコスト年間20万円超*も削減となる予定。
*1日あたりの転送時間と転送費を元に算出


【2】commuboの柔軟性を活用し、スピーディなPDCAを実現

commuboはシナリオの改善・修正が自社で簡単に行えるため、スピーディにPDCAを回し業務改善を実現することが可能。
その特性を生かし、エンドクライアントとの月次定例で積極的に改善策を議論し、下記のようなシナリオ修正を繰り返し実行した。

・シナリオ(トークスクリプト)の改善
 例)アナウンス内容聞き逃しのため、ユーザーが再度電話をかけていることが発覚
   →希望者には内容をリピートするようシナリオを修正
・自動応対内容を拡張
 例)ユーザーの問合せ傾向を分析し、自動化できる内容を徐々に追加

After

導入効果

●半年で問合せの5割を自動化=ボイスボットで完結
・電話応対にかかる時間が縮小されることで、オペレータに余裕が生まれ、分析や別業務のヘルプなどに入ることができるように。
・KPIを計画の3倍のスピードで達成
(当初は、半年後に2割、1年半後に5割と対応範囲を増やしていく計画だった)

●お客様満足度の向上
・エンドクライアントによると、ボイスボット応対によるユーザーのネガティブな声は約4,000件中2名(0.05%)のみ
ロボットの応対に対する拒否反応を心配していたが、「必ずつながる」状況の方をご評価いただけたと判断
●コスト削減
・BIZTEL連携により、ボイスボット運用をよりコストを抑えて実現
※BPO企業紹介
commuboを設備として導入し、ハイブリッド型コールセンターを展開。
電話応対の業務委託を受け、有人とボイスボットを組み合わせて省人化を実現。
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