自然な会話を実現する高速AI
相手の姿が見えない電話では、会話の「間」が長いだけでも、お客様のイライラの原因となってしまいます。
commubo のスムーズな会話を実現する、高速なリアルタイムAI処理をご紹介します。
リアルタイム処理で高速化
音声のコミュニケーションでは、会話の「間」はとても重要です。
これまでの会話ロボットでは、その処理の遅さから、人間が発話を終えてからロボットが音声を返すまで、数秒の時間がかかっていました。
このため、体(ハードウェア)を持つロボットでは、人間の発話を復唱してみたり、考える素振りを見せたりと「間」を感じさせない工夫が行われています。
commubo では、10msec (100分の1秒) を争うような、組込み機器の開発の中で長年培ってきたリアルタイム制御技術によって、高速なAI処理を実現しました。
「電話」のような相手が見えないコミュニケーションでも、会話相手が不快にならず、テンポの良いスムーズな会話を実現しています。
自社開発の会話AIエンジン
テキストのチャットボットとは違い、音声の会話AIでは、口述表現される言葉を高度に理解した上で、安定した速度性能で会話を返す必要があります。
commubo では、人間の発話を理解して会話内容を作り出す、自然言語AI処理を自社で開発しました。
大事なポイントをゆっくり強調して話すこともできます
この自社開発のAI処理によって、「音声で」「継続的に」「自然に」会話するAIロボットを実現し、重要な点をロボットがゆっくり話したり、ロボットが発話している途中で人間が発話した場合の対応などの、高度な会話も実現しています。
更なる自然な会話の実現へ
commubo では、より自然で円滑な会話を実現するために、会話の「間」の研究に取り組んでいます。
人間の会話においても、相手が大事な話をした時には、すぐに「はい」などの返事を返さずに、相手の発言を受け止めてから応えを返すなど、会話の内容に応じた「間」の取り方が行われています。
commubo では、より自然な会話を実現して、会話業務が効率よく円滑となるように、大学研究機関とも連携して日々研究開発を重ねています。
これらの成果は、クラウドサービスで提供する commubo の機能強化として、随時反映されていきます。