自然会話AIプラットフォーム「commubo」がついにメジャーバージョンアップ!
2021年4月 正式リリース
単純な IVR*1 に比べて生産性が 4倍 になるなど、特にコールセンターの「時間外問合せ対応」や「あふれ呼」対応 で飛躍的な効果を発揮してきました。
他のボイスボット・サービスとは違った、ロボット感の少ない自然な会話で、高い業務完了率を実現しています。
2021年4月、commubo が ver.3 に大幅進化し、導入事業者さまのビジネスをさらに強力にご支援いたします!
ポイント1ダイナミックAIロボット スケーラビリティ
これまでの commubo は高い生産性を実現するAIロボット・システムでしたが、導入企業さまの電話回線数や業務フローに従って、あらかじめ決まった「台数」のAIロボットをクラウド上に設置して運用する形態になっていました。
新しい commubo ver.3 では、ソフトフロントが独自開発した、リアルタイムで動的なロボットスケーラビリティ技術「Softfront DR3アーキテクチャ*2」プラットフォームにより、AIロボットの台数に縛られることなく、変動する電話の呼量に応じて、動的にAIロボットシステムがそのキャパシティを変化させて対応します。
これによりAIロボットの費用を最適化し、1本だけの通話から、同時数百通話を超える呼量にも対応 します。
ポイント2インバウンド業務の課題を解決
電話受け付け(インバウンド)業務に対応する従来の「人型コールセンター」では、入電ピークに合わせた体制 を構築する必要があり、平常期や閑散期のコスト管理が難しい ものとなっていました。
commubo ver.3 では、AIロボットを「Pay per Use*3」で利用できます。
単純な応対業務では commubo で 対コスト稼働率 100% を実現し、複雑な業務のみ オペレータスタッフ で対応することで、飛躍的な生産性を実現できるようになりました。
ポイント3アウトバウンド業務で優れたコストパフォーマンス
電話をかける(アウトバウンド)業務では、これまで一般的に使われてきた「プレディクティブコール」(一斉発信) のような、架電処理と応対業務を分離した効率化処理と同様の仕組みが、commubo ver.3 で可能になります。
電話架電後に 相手が応答した場合にのみ「commubo」が稼働状態 となるため、テレマーケティング業務で用いられる一斉自動アウトバウンドコールでも最適化が図れます。
ポイント4定額プランと従量課金プラン
これまでのAIロボットの台数単位の定額プランに加え、通話時間 (分単位) に応じた従量課金プランに対応しました。
主なバージョンアップ内容
より細かな権限設定
commubo ver.3 では導入事業者さまのスタッフ・アカウントごとの権限を、よりきめ細かく設定できるようになりました。
300種類以上の権限項目により、commubo にアクセスするスタッフ・アカウントに対して「管理者」「顧客情報閲覧者」「請求情報閲覧者」など、導入事業者さまの運用形態に応じたセキュリティ設定 が可能です。
聞き取り精度向上のためのカスタムシーンセレクタ
従来の commubo でも好評いただいていた、聞き取り (音声認識) 精度向上のための 「シーンセレクタ」機能がさらに強化 されました。
会話の場面に応じて音声認識辞書を動的に切り替えるシーンセレクタ機能は、これまでの「姓」「名」をはじめとする12種類の聞き取りシーンに加え、commubo ver.3 では 導入事業者さまで自由に定義可能な「カスタムシーン」 にも新たに対応しました。
これにより「この場面では支店名を聞き取り」「ここでは契約オプションを聞き取る」などの会話で、大幅な聞き取り精度向上が実現できます。
高音質通話への対応
commubo ver.3 では、これまでの電話品質 (8KHzサンプリング) の音声加えて、24KHzサンプリングの高音質通話 に対応しました。
相手先の通話環境の対応により、表現力豊かで非常にクリアな commubo の発声が体験できます。
今まで以上にロボット感の無い、臨場感溢れるAI対話により、顧客満足度向上にお役立ていただけます。
シナリオエディタをさらに使いやすく
AIロボットが会話する「台本」を編集する、シナリオエディタのユーザー・インターフェイスを大幅に改良しました。
シナリオエディタ内の検索機能も強化し、よりわかりやすい編集作業によって、作業効率が格段に向上 します。
インポート・エクスポート機能の充実
顧客データや音声認識辞書などの一括登録、一括出力が可能になりました。
csvファイル形式でインポート・エクスポートでき、大量データの登録や更新が、すばやく、簡単に 作業できるようになりました。
サービス安定性の強化
新開発の「Softfront DR3アーキテクチャ」プラットフォームによって、commubo のサービスを停止することなくメンテナンス実施 が可能になりました。
先進的なAIロボットシステムでありながら、そのメンテナンスによる導入事業者さまの commubo 運用時間への影響を大幅に減らし、サービス継続性を高めています。